満月と森と台風
「インストラクター」に関して本や論文を書くなら、どういったことを書く?「格闘家」の由来や歴史とかかな。もしくは、個人的な視点からの意見かな。
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気どりながら踊る君と穴のあいた靴下

小さなころから、読書は嫌いじゃありませんでしたが、何気なく、親が買ってくる本や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと楽しんで読み始めたのは、高校3年生の時。
授業で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを勉強してからです。
ストーリーは、付き合っている人を亡くした主人公さつきの、高校時代の思い出がスタートです。
恋人が死んでしまう経験はその時もそれからも、ありません。
しかし、高校生の私には主人公の切ない気持ち重なりました。
今までにない感情でした。
主人公と、私の年が近かった事、それもあってだと考えています。
学校帰りに、文庫本を購入したのが文庫本を購入した初めての体験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の小説ですが、ずっと輝き続ける素敵な本だと思います。

泣きながら熱弁する母さんと穴のあいた靴下
南九州に居住してみて、お墓に連日、生花をなさっている人々が多人数なということに驚いた。
老年期の人は、いつも毎日、墓前に献花をあげていないと、隣近所の女性の目が不安らしい。
いつも、弔花をあげるから、月々のお花代もとてもばかにならないらしい。
連日、周辺の老年期の女の人は墓前に集まって弔花をあげながら、おしゃべりもしていて、墓所の重苦しい雰囲気はなく、さながら、人の集まる広場みたいに明るい雰囲気だ。

ゆったりと踊るあの人と失くしたストラップ

けっこう昔から知ってたけど行ったことはないのだけれど、夜の暗さの中での動物園は、夜に動きやすい動物がめっちゃはつらつと活動していて観察していて楽しいらしい。
興味はあっても、夜の暗さの中での動物園は行ったことがないけれど、娘がもう少しだけわかるようになったら見に行ってみようと妻と話している。
もうちょっと楽しめるようになったら、きっと、娘もはしゃいでくれると思うから。
普通の動物園と異質の景色を俺も妻も必ず楽しめると思うので経験してみたい。

一生懸命自転車をこぐ家族と暑い日差し
離れた里で暮らすお母さんも孫用として、とってもたっぷりお手製のものを苦労して縫って届けてくれている。
ミッフィーがすごく大好きだと伝えたら、話したキャラの生地で、作成してくれたが、仕立てるために必要な布の購入価格がめちゃめちゃ高価できっきょうしていた。
仕立てるために必要な布は縦、横、上下のキャラクターの方向があり面倒だそうだ。
なのに、しかし、たくさん、作成してくれて、届けてくれた。
孫娘はとても愛らしいのだろう。

風の強い金曜の晩に昔を懐かしむ

このライカの一眼レフは、昨日、海辺で拾った。
その日、7月のはじめで、中ごろで、いつものように暑い日だった。
渋谷で、大好きな彼女ともめてしまい、しばらく会いたくないと言われてしまった。
それで深夜、自宅からこの浜辺までスクーターでやってきて、浜辺を歩いていた。
で、少し砂に埋もれたこの一眼レフに出会ったのだ。
持って帰って、試しにさまざまなフォトを何枚か撮ってみた。
一眼レフの所有者より、上手に撮れているかもしれない。
恋人の笑った瞬間撮りたいなー、とか、意外とピント調節って難しいなー、とか考えていた。
次の休み、なんとか会うことができたら、彼女に僕が悪かったと謝りたい。
そしたら、この一眼レフ、交番に届けるつもりだ。

勢いで口笛を吹く母さんと草原
そんなには、ドラマは見ないほうだけど、最近、それでも、生きていくを録画してから見ている。
殺人犯側の家族と殺された小さな子の両親と兄達が会うことになってというストーリーで、常識的にいって起こるはずがない話の中身だ。
被害者の家族と加害者側の家族のどちらも不幸なめにあっている様子がえがかれている。
ストーリーの雰囲気はめっちゃ暗いのだけれど、しかしその分、色づかいはきれいなようにされている。
花や緑や自然の映像がとても多くて、牧歌的というのかきれいな映像がたいそう多い。
来週から、ストーリーがどうなっていくのか想像がつかないけれど、少しでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

陽気に口笛を吹く母さんと冷たい雨

少年は非常にひもじかった。
もうすぐ夏休みという頃、小学校から早足で帰っているときだった。
蝉がもうけたたましく鳴いている。
陽の光は強く、夕方なのにまだまだ太陽は沈む気配はなかった。
少年は汗をかきつつ一人で歩いていた。
友達と一緒に帰るのがほとんどだけど、今日はめちゃめちゃお腹が減っていたので、早く家に帰って何か美味しいものを食べたかった。
少年が狙っているのは、昨日の晩御飯のカレーの残り。
昨夜のカレーは、まだ鍋に半分くらい残っていたはずだ。
ご飯もおそらく、冷や飯が冷蔵庫にあったはず。
少年はカレーを食べる自分を思い浮かべて、早足で家へと向かった。
すると、汗がもっと流れ出した。

湿気の多い木曜の深夜にひっそりと
ある大きな仕事が舞い込んできたとき「大丈夫だろう」と考えていた新人の頃。
当時の自分を含む新人みんなが「過ぎちゃえば割と簡単なことだよ」などと楽観的に取り組んでいた。
そこで教育専門の先輩が発したセリフが記憶に残っている。
「達成に向かってしっかり準備を進めたからこそ、業務終了後に無事だっただけの話。
なので、みんなのように甘く構えていて、運よく内容が簡単だったという意味ではありません。
終わってしまえばなんてことないと言う裏の意味は、正反対です。
甘く見ずにじゅうぶん勉強し準備を進めたからこそ力が有り余って、業務がスムーズに進んだと表しています。
真面目に取り組む気になれましたか?
甘く見ないで真剣に取り組んでください。」
と言うセリフ。
それから、メンバーは必死に取り組みなんとか収めきることができた。

熱中して歌う彼女と電子レンジ

北方謙三さんの水滸伝の人間味あふれていて凛々しい作中人物が、原作の水滸伝の108人になぞらえて、主な登場キャラクターが108人でてくるが、敵方、権力側のキャラクターも人間味あふれているのがいて、血が通っていると感じる。
登場人物に人間的な弱さが見えるのもそして、心酔していた理由だ。
心が弱いなりに自分の目標とか将来の為に成しうる限り尽力しているのが読みあさっていてはまる。
読みあさっていて楽しい。
しかれども、心ひかれる登場キャラクターが不幸な目にあったり、夢がなくなっていく流れも胸にひびくものがあるから夢中になるフィクションだ。

涼しい週末の夜に外へ
梅雨もようやく明け、今日蝉の鳴き声に気付いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と感じた。
あと10日ほどで夏休みという休日のお昼前、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスクリームを食べていた。
軒下では風鈴がときどきチリリンと音を立てた。
いつにも増して暑い日で、日光が座った少年の足を照りつける。
少年は元気に半ズボンという格好だ。
汗がほっぺたを伝って流れ、アイスも溶けて垂れてきた。
少年は、近所の屋外プールのオープンに期待していた。

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